PR

宅建を2回目(2年目)の受験で独学合格する!リベンジ勉強法5つ

宅建士2回目(2年目)以降の勉強方法 宅建

宅建試験を再受験する人――2回目以上、2年目以降のチャレンジを狙う方に向け、宅建のリベンジ勉強法を紹介します。

宅建試験は年に1回しか行われないため、一発合格が難しいのが悩ましいところ。宅建の合格率は15%〜17%程度なので、多くの受験者が1回では合格できないのが普通です。

しかし、2回目の宅建受験だからこそ意識できる点も多く、昨年の学習で得た知識は大きな「貯金」となります。むしろ、2回目の受験は、1年目の経験を生かしやすく、有利に進めるチャンスです。

去年の経験を元に、効率よく学習を進めて、今年こそ合格をつかむためのポイントをしっかり押さえていきましょう。

●この記事を書いた人
サイト管理人:宅建士
不動産会社に勤務してた人。独学の合計300時間ぐらい宅建合格できました。

ちなみに私も1回落ちているので、落ちる気持ちは痛いほどわかります!つらいよね。


筆者の周りには、宅建を10年(10回)以上、落ちている猛者もいます……(汗
職業柄、宅建に挑戦する色々な人を見てきたので、「受かる人」と「受からない人」の違いを経験則でお伝えできればコレ幸いです。

宅建試験2回目の勉強法①宅建テキストを買いなおす

宅建試験2回目の勉強法①宅建テキストを買いなおして、法改正やわかりやすさ重視に対応

宅建試験は毎年、法改正や制度の変更が行われるため、古いテキストでは最新の情報をカバーできない恐れがあります。

かなり「もったいない」と涙が出ますが、ここはリベンジ合格に向けて、新しいテキストの購入をおすすめします。

1年目に使っていたテキストが使いやすかった場合は、同じシリーズや同じ出版社の最新版テキストを選ぶと、なじみやすく効率よく学習を進められるでしょう。

一方で、1年目に使っていたテキストが「使いにくい」「読みにくい」「覚えにくい」「なんかピンとこない」――など、「このテキストのせいで落ちた」と負のオーラを感じているなら、2年目の学習のスタートに合わせて、心機一転、新しいシリーズのテキストに買い替えるタイミングです。

自分に合った教材を選ぶことで、理解がスムーズに進み、宅建独学のモチベーション向上にもつながります。

宅建の独学テキストのおすすめや、宅建の通信講座については次の記事も参考にどうぞ。

宅建試験2回目の勉強法②学習の進め方を振り返る

宅建試験2回目の勉強法②学習の進め方を振り返る、学習時間が足りていたか、苦手な箇所はどこか、テキストや過去問をバランスよく学んだか

1年目の宅建試験で不合格だった原因――何が原因で落ちてしまったのかを、改めて分析しましょう。

  • 学習時間は足りていたか?
  • 苦手な箇所を十分に克服できていたか?
  • テキストと過去問をバランスよく学んでいたか?


宅建の独学の進め方は、基本的に「テキスト参考書)を読む→過去問を解く→∞(無限に繰り返す)」です。

わからないところを一つ一つつぶしながら繰り返し取り組むコツコツ感がポイントになります。

弱点が残ったままにならないように、テキストを読んである程度理解したら、過去問に挑戦し、解けなかった部分を再びテキストで確認する――

このサイクルを何度も繰り返して「確実に回答できる問題」が増えるように、知識を積み上げていきましょう。

宅建試験2回目の勉強法③スケジュール管理

宅建試験2回目の勉強法③スケジュール管理で合計300時間の独学時間になるようスケジュールを逆算

宅建の試験に合格するためには、合計300時間ほどの学習時間が必要だといわれています。

昨年の学習量を振り返ってみて、実際にどれくらいの時間を確保できたかを確認しましょう。

とはいえ、宅建の独学時間は単なる「机に向かった時間」だけでは計れません。学習の濃度も重要です。集中して取り組めた時間が300時間ほどだったかどうかを振り返ります。

次に、今年はあとどれくらいの独学時間が必要かを逆算して計画を立てましょう。

例:宅建試験日まで残り6か月で、1年目に150時間ほど勉強していた場合

逆算の過程計算の過程
残りの勉強時間150時間が必要
残りの期間6か月(約24週間)ある
1週間あたりの勉強時間6.25時間が必要
平日の勉強時間1日1時間 × 5日 = 5時間
週末の勉強時間2時間
1週間あたりの合計7時間
→合格ライン!

学習の進捗具合は定期的にチェックして、計画通りに進んでいるかどうか、進んでいない場合は、軌道修正を行いましょう。

また、余裕をもたせた計画を立てて、休息日も計画に含めるほうがプレッシャーなく宅建学習を進められます。

休むのも大事!

スケジュール管理は単に時間を確保するだけではなく、無理なく、効率的に進めるためのバランスが鍵となります。

宅建試験2回目の勉強法④スキマ時間は、暗記系を復習

宅建試験2回目の勉強法④スキマ時間を生かして、暗記系を復習

1年目の宅建学習で覚えた暗記項目を、2回目の試験日までずっと覚え続けるのは意外と大変です。

「用途地域」「建築基準法の数値」……
うっ、頭が……

記憶は時間が経つと薄れてしまうので、定期的にちょこちょこ見直すと、知識を長期記憶に定着させやすくなります。

「復習4回」で脳をダマすことができる

引用:PRESIDENT Online

この「ちょこちょこした見直しを入れて、忘れないようにする復習作業」は。スキマ時間を活用しましょう。

例えば、都市計画法の用途地域や建ぺい率、容積率の数値、高さ制限、切土は盛土は……などは、試験日まで記憶し続けるのは一苦労です。

電車の待ち時間や、家事の合間の短い時間を利用して、ちょこっとずつ振り返りをしていきましょう。

宅建試験2回目の勉強法⑤実試験の妄想イメトレ

宅建試験2回目の勉強法⑤実試験の妄想イメトレを行い、問題を解く順番やペース配分、会場の雰囲気に慣れる

2回目の宅建試験では、昨年の経験が大いに役立ちます。

1年目の宅建試験日に経験した「実感」や「肌感覚」は大きなアドバンテージです。

この「2回目だからこその経験」を生かして、試験当日の雰囲気をイメージし、実際の試験であせらないための「妄想トレーニング」を取り入れましょう。

例えば、1年目の試験での経験を思い出し、会場のレイアウトや試験の流れをイメージしておくと、宅建試験の当日も落ち着いて対応できます。

また、問題の解く順番やペース配分をあらかじめ決めておけば、試験本番でも自分のリズムを保ちやすくなります。

妄想イメトレは正義!
宅建の勝者になる秘奥義

初年度の受験者は、「模試」でしか試験環境に慣れる手段はありません。

昨年の経験を活かし、計画的に独学を進めれば、2回目の試験での宅建合格がぐっと近づきます。

リベンジマッチだからこその「経験」を生かして、次こそ宅建合格を勝ち取りましょう!

宅建:参照サイト