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宅建が使える仕事は?不動産業以外でも活かせる?

宅建が使える仕事は? 宅建

宅建士が使える仕事は、どんな仕事があるかを紹介します。

不動産業界以外にも、宅建士が生きる業種はたくさんあるので、資格の活用法に迷った時の参考にどうぞ!

●この記事を書いた人
サイト管理人:宅建士
不動産会社に勤務してた人。
好きな言葉の響きは「床下収納」

【一覧】宅建が使える仕事

職種主な業務内容
不動産仲介業者売買・賃貸物件の紹介、契約手続き
デベロッパー土地開発・企画
不動産管理会社賃貸物件の管理、入居者対応
不動産コンサルタント不動産投資の助言
資産運用サポート
ファイナンシャルプランナーライフプランニングにおける住宅資金の相談など
保険会社不動産に関わる保険商品の案内
金融機関
銀行、証券会社など
不動産ファンドの運用、投資助言
建設会社
住宅メーカー
不動産や建物販売に関わる営業活動
地方自治体
(都市計画部門など)
都市開発、公共施設の管理・企画
不動産専門ライター不動産や宅建の記事・コンテンツ制作

宅建が使える仕事は、不動産業界と不動産業界以外に分かれます。

不動産業界では、アパートやマンション、一軒家の仲介業者(または売買業者)や、土地建物の管理会社、デベロッパー等です。

不動産業界以外でも、保険会社の不動産関連部門や金融機関の不動産ファンドにおいて、宅建の知識が大いに活きます。

宅建の資格手当の相場は?

手当をもらって喜ぶ人のイメージ画像

宅建の資格手当の相場は、企業や業種によって異なります。

ざっくり勘定で、月額5,000円〜30,000円程度を資格手当としている会社が多い印象です。

筆者の経験則では、ガチ不動産会社で毎月2万円~3万円程度が支給されているイメージ

毎月支給の宅建手当以外だと、

  • 宅建士の合格祝い一時金として支給される
    (臨時ボーナス!)
  • 契約時の「重要事項説明」を読むたびに、毎回いくらか支給される
    (例:重説を1回読むと、1,000円もらえる)

など、企業によって資格手当の状況は異なります。

宅建士の資格手当は、金額が年齢・性別・雇用形態で変動することは少ないです。

管理人
管理人

「宅建に興味がわいた!」という方は、以下の記事もどうぞ。

【宅建が使える仕事①】不動産業界

【宅建が使える仕事】不動産業界:不動産仲介業者、不動産管理会社、デベロッパー

不動産業界は、宅建資格を活かせる最も代表的なフィールドです。

宅建士には「独占業務」があります。

具体的には、不動産業を営む中で、土地や建物の売買契約、あるいは賃貸契約を行う際は、宅建士が契約手続き(契約書の署名捺印)や重要事項説明を担当することが法的に求められます。

また、日本の法律では、不動産業の事業所では「業務に従事する者」5人につき1人以上の割合で宅建士の配置が義務付けられています。

この「業務に従事する者」には、営業社員だけでなく、事務員さんやパートさん、役員など、その事業所で働くすべての人材が含まれます。

宅建士の人数が足りないと、不動産業が営業できなくなる

このため、不動産業界では宅建士の求人がとても多く、宅建士の資格がフルに生きます。

宅建事務(宅建パート、アルバイト)

事務員さんのイメージ画像

不動産会社には「宅建事務」と呼ばれる、宅建士の事務員さんを置いている企業もあります。

宅建事務の仕事は、パートやアルバイトなど短時間での求人も多く主婦の方に人気です。家庭の都合に合わせやすく、家庭との両立がしやすいので、宅建の資格を持っていると働き口が広がります。

宅建事務の主な職種内容は、次のような感じです。

  • 重要事項説明(宅建士の独占業務)
  • 重要事項説明の書類、契約書への記名(宅建士の独占業務)
  • 物件資料、チラシの作成
  • ネット募集の更新
  • オフィス内の清掃や整理整頓
  • 簡単な接客対応
  • 電話応対
  • 来客時の飲み物の提供
  • 事務作業(書類整理など)

営業マンのバックアップがメイン業務になります。

【宅建が使える仕事②】建設業界

【宅建が使える仕事】建設業界:建設会社、住宅メーカー、デベロッパー

建設業界は、土地や建物の設計、施工、管理を行う分野のため、宅建士と密接な関わりがあります。

業種の例主な業務内容宅建士との関わり
ゼネコン
(総合建設業者)

建設プロジェクトの総合管理
設計事務所や下請業者の調整
工事の進行状況の監督

土地取得や売却時の法的手続き
契約書類の作成や確認
法令遵守の確認
デベロッパー
(不動産開発業者)

土地の取得
建物設計
施工管理
完成した物件の販売

土地取得時の法的手続き
物件販売時の法的手続き
法令遵守の確認
ハウスメーカー
(住宅メーカー)

住宅の設計とプランニング、施工管理と品質チェック、住宅の販売や引き渡し

住宅販売契約
法令遵守の確認

建設業界の各業種で、宅建士は法的知識や契約手続きの専門家として重要な役割を果たします。

ゼネコンでは、土地の取得や売却に関する法的手続きのサポートを行い、契約書類の作成や確認を通じてプロジェクトの法的リスクを管理します。

デベロッパーでは、土地の取得に関するアドバイスや契約の法律的なサポートを提供し、プロジェクトの成功に貢献します。

ハウスメーカーでは、住宅の販売に関する契約手続きや法令遵守の確認を行い、スムーズな取引を支援します。

【宅建が使える仕事③】金融、保険業界

【宅建が使える仕事】金融、保険業界:保険会社、銀行、証券会社

金融業界では、宅建士が不動産関連の金融商品やローンに関する業務に携わるケースが多いです。

具体的には、不動産ローンの審査やアドバイス、抵当権設定に関する手続きを担当します。

業種宅建士との関わり
銀行
不動産ローンの審査やアドバイス
抵当権設定のサポート
住宅ローンの契約
証券会社
不動産関連金融商品の取扱い
※不動産投資信託(REIT)など
保険会社
不動産関連保険商品の販売

【宅建が使える仕事④】コンサル業界

【宅建が使える仕事】コンサル業界:不動産コンサルタント、ファイナンシャルプランナー、プロパティマネージャー

コンサルティング業界でも、宅建資格が役に立ちます。

土地や建物は、人生に関わる大きな買い物になるので、売買時、契約時にプロの専門家への相談を検討する顧客は多いです。

職種宅建士との関わり
ファイナンシャルプランナー
住宅ローンの相談
不動産関連の保険の提案
物件購入・売却のサポート
不動産コンサルタント
不動産市場の調査と分析
不動産開発のアドバイス
不動産投資のアドバイス
不動産取引における法的手続きサポート
プロパティマネージャー
(管理運営など)

不動産の維持管理や修繕手配
入居者対応や賃料の管理
契約書の作成や更新

【宅建が使える仕事⑤】記者、ライター

【宅建が使える仕事】文筆業:記者、ライター、ブロガー

意外なところで、記者やライター職で、宅建士の資格が生かせる場合があります。

不動産関連の専門知識があれば、記事やコンテンツの信頼性が高まり、読者さんに、より深い情報を提供できます。

同時に、記者やライターの仕事で文字単価が上がりやすく、稼ぎやすくなる点もメリットです。

クラウドワークスやランサーズ、ココナラなどでWEBライター募集案件を見ていても、文字単価1.5円~3円など、宅建士が優遇されているライター募集も大いに存在するようです。

宅建:参照サイト