宅建試験まであと少し!
試験勉強のラストスパートは、効率的にポイントを押さえた直前対策が宅建合格へのカギを握ります。
そこで今回は、宅建試験のラストスパートを成功させるための直前対策法を具体的に紹介します。

●この記事を書いた人
サイト管理人:宅建士
不動産会社に勤務してた人。宅建は独学で学びました。
今回は、宅建試験の直前対策のお話です。
ラストスパートで合格まで駆け抜けましょう!
宅建の直前対策5選
宅建試験の直前対策は、次の5点です。
宅建直前対策①
模擬試験、予想問題を解く

宅建試験の直前期には、模擬試験や予想問題が非常に有効です。
実際の宅建試験と同じ形式で、全50問を2時間で解く体験を積み、本番でのペース配分や時間の使い方に慣れておきましょう。
模試に取り組むときは、可能な限り本番と同じ環境・同じ流れで進めるのが効果的です。決められた時間内で、机の上に必要な筆記具だけを置き、途中で休憩せずに一気に解き進めます。
試験当日の緊張感をシミュレーションしつつ、集中力や持久力を養う訓練にもなります。
宅建の模試・予想問題はどうやって受ける?
宅建の模試や予想問題は、大手出版社からのテキストで販売されていますし、商工会議所などで模試を実施しているケースもあります。
その他、宅建通信講座に模試のカリキュラムが組み込まれている場合もあります。
宅建試験は「1問目から順番に解く必要はない」
宅建試験では、必ずしも問題を順番通りに解く必要はありません。

得意分野から先に解いて確実に得点する戦略もアリ!
たとえば、最初の問題は民法が多いですが、民法は「甲が……」「乙が……」と、読解が必要なため時間を取られやすいです。
ですので、宅建業法や暗記系の都市計画法など、比較的短時間でサクサク解ける問題から取り組めば、試験開始時点の集中力が高い状態のときに、確実に得点を重ねる戦略が取れます。
この「1問目から解かない」「試験問題を途中から解き始める」のも、模試で練習しておくと良いでしょう。
宅建直前対策②
得点源(宅建業法)を徹底的に対策


宅建業法で18点以上取る!
宅建業法は、試験問題50問中、20問程度の割合で出題されます。
出題数が多いわりには解答に時間がかからず、シンプルに解けるため、宅建業法を得点源として確実に点を稼ぎましょう。宅建業法は合否を左右する最重要科目です。
宅建直前対策③
暗記系、覚えるべき数字や規則を最終確認

都市計画関連や、建築基準法、農地法、免許の有効期間などの暗記系の項目は、宅建試験の直前に集中して対策するのが効果的です。
早めに覚え始めると、試験直前までに忘れてしまうことも多く、復習の負担が増えてしまうため、むしろ直前対策時に詰め込むのはオススメの勉強法です。
さらに、直前に覚えた知識を本番でスムーズに活用できるため、得点に直結しやすくなります。
宅建試験の1〜2週間前に暗記すべき内容を一気に整理し、短時間で確認できるようにしておくと、合格への道が一層近づきます。
試験直前にサッと見直せるように、自分用のまとめノートを作成しておくと便利です。
宅建直前対策④
法改正をおさらい

宅建試験では、最新の法改正が頻繁に出題されるため、試験直前には必ず法改正部分のチェックをしましょう。
法改正は過去問では対策できないので、最新のテキストや通信講座の補足資料を使って、変更点を確認していきます。
改正内容がなぜ導入されたのか、またそれによってどのような影響が出るのかを理解すると、暗記もしやすくなります。

法改正は、宅建の実務でも重要!
宅建の法改正は、どこでチェックできる?
宅建の法改正の最新情報を学ぶ方法は、いくつかあります。
国土交通省や行政の公式サイト
いちばん、情報が的確なのは、改正情報を直接確認できる、国運営のサイトです。
【参考:国土交通省|宅地建物取引業法の法改正】
宅地建物取引業法の改正があった場合は、国土交通省のホームページに詳細が公開されます。ただ、内容が専門的で読みづらいのが難点です。
最新版の宅建教材
宅建のテキスト(参考書)や、宅建通信講座、宅建の予備校は、最新の法改正を含む教材を提供しています。
試験直前になると、追加の法改正に関する資料や講座が配布されるケースもあります。
YouTubeなど
宅建の最新情報を扱うYouTubeチャンネルなどでも、最新の法改正についての解説動画がアップロードされている場合があります。
YouTubeなら無料で学べるので、チェックしてみるのもアリです。
ただし、YouTubeだと関連動画でどんどん面白い動画が出てきてしまうので、宅建の直前対策でラストスパートをかけている時期は、ネットサーフィンしてしまわないよう、くれぐれもご注意を……。
宅建直前対策⑤
過去問で、自信のない問題をクリアにする

宅建試験の直前期は、過去問の徹底攻略が合格への鍵となります。
自信がない問題、苦手な分野をすべてクリアにし、曖昧な回答になる問題がないよう、細かく取り組んでいきましょう。
最低でも過去5年分の問題に取り組み、間違えた問題は確実に正解できるようになるまで、繰り返し繰り返し復習します。
重要なのは、ただ答えを暗記するのではなく、なぜその解答が正しいのかを理解することです。理解が進めば、本番試験で同じパターンの問題が出題された際に応用が効きます。
直前対策におすすめの宅建講座
宅建試験の直前対策におすすめの宅建講座を、ピックアップして紹介します。
フォーサイトの直前対策講座
法改正・統計資料対策編、択一対策編

\合格率は全国平均の4.41倍/
法改正と、一問一答形式の演習問題
直前対策の内容 | ・法改正・統計資料対策編 ・択一対策編 |
費用 | 16,800円(税込)送料別 |
教材 | ・特別テキスト2冊 ・eラーニング (講義動画+音声・デジタルテキスト) |
サポート体制 | ・無料質問6回 |
フォーサイトは、最新の法改正に対応した宅建の直前対策講座です。
統計問題にも対応しているため、コレ1つで、最新の宅建問題を網羅できて便利です。
「法改正の内容や、統計問題を自分で調べるのが面倒!」
「演習問題を解きながら、直前対策したい」
という人は、フォーサイトの直前講座でラストスパートをかけましょう。
資格スクエア 模試(2回分)

テキスト不要で、模試だけでいい人はこちら
直前対策の内容 | ・模試2回分 |
費用 | 5,500円(税込) ※模試2回分 |
教材 | 「人工知能(AI)」が資格試験の問題を予測する模試 ※データで提供 |
資格スクエアが提供する模試は、データ(オンライン)提供のため、申し込みをすればすぐに直前対策(予想問題)に挑戦できます。
模試は2回分用意されています。
模試の後には得点分布図等も提供されるため、今の自分が、全国の宅建受験者の中でどれくらいの実力になっているかも、数値で把握でき便利です。
「テキストや過去問は、いままでのを使いたい」
「コスパよく、模試だけ受けたい」
という場合は、資格スクエアの未来問をチェックしましょう。
出る順宅建士 当たる!直前予想模試

資格の予備校LECが出版する、テキストタイプの宅建模試です。人気シリーズ。
全部で4回分の模試が用意されています。
なるべく安い値段で、宅建の模試に繰り返しチャレンジしたい人に向いています。
宅建:参照サイト