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宅建の独学にかかる費用はいくら?勉強法別に必要な料金を計算

宅建の独学にかかる費用はいくら? 宅建

宅建士の相浦です!
今回は、私の実体験や不動産会社に勤める周囲の人の声をもとに、宅建の独学にかかる費用はいくらか、料金について紹介します。

ぜんぶ読むのはだるいと思われるので、先に結論をお伝えすると、

\先に結論/

なるべく安く宅建独学したいなら……
予算8,910円
わかって合格る宅建士 基本テキスト過去問12年分分野別過去問題集

徹底的に合格対策したいなら……
予算69,800円
「フォーサイトのバリューセット3(返金保証付)」がおすすめです。

宅建に合格しないと職場の環境的にヤバイ状況の人や、今年、合格しないとひどい目に合うなど、宅建の合格を急ぐ場合は、何も考えずにフォーサイトのバリューセット3を選んでください。

フォーサイトのバリューセット3は、コストはかかっても、確実に合格したい人向けです。記事を最後まで読む必要はないです。

勉強時間がゆっくり取れる環境で、予算を可能な限り抑えたい人は、市販テキストでコツコツ学ぶのもおすすめです。

管理人
管理人

●この記事を書いた人
 サイト管理人:宅建士
不動産会社に勤務してた人。宅建は独学で取得しました。学習時間は300時間ほど。
自分の周りに宅建の勉強法で悩む人が多いので、このサイトを秘伝書として立ち上げました。
宅建の独学の参考になればコレ幸いです。

宅建の独学に必要な費用は最低6,000円~

宅建の独学にかかる費用の相場を、市販テキストと通信講座で比較

宅建の独学に必要な費用は、ざっくり計算で6,000円~60,000円程度です。

 市販テキスト+過去問で独学通信講座で独学
かかる料金9,000円~15,000円~
最低限、必要テキスト1冊
過去問(分野別)
過去問(10年分)
-
あると便利予想問題集-
特徴○安い
○書店やネット通販で気軽に買える
×必要な書籍を自分で選ばなくてはいけない
×法改正や統計問題が非対応
○宅建の勉強に必要なものが一通り揃う
○サポート体制あり
○合格率が高い
×テキスト独学よりも費用がかかる
詳細>独学費用の内訳>独学費用の内訳

※宅建試験代は別途
※5問免除や登録講習の費用も別途

宅建にかけるコストが抑えられるのは、自分でテキストを選んで購入する独学法です。宅建試験のテキストや過去問は書店で買えるので、気楽に始めやすいのがメリットです。

通信講座は、宅建の勉強に必要なものがセットで一式揃っているので価格は上がります。ただ、自分で勉強道具をそろえる必要がないため、効率よくバッチリ合格したいときに向いています。

  • コスパ重視ならテキストで独学
  • 効率よく合格するなら通信講座

宅建の独学「市販テキストと問題集」で勉強した時の費用

市販のテキストと過去問集だけで宅建の独学をする費用は、最低9,000円+消費税とみておきましょう。

市販テキスト・市販問題集
  • テキスト(参考書):1冊3,000円程度
  • 過去問題集(分野別):1冊3,000円程度
  • 過去問題集(10年分):1冊3,000円程度

テキスト(参考書)

宅建の独学用テキスト(参考書)は、以下のシリーズが人気です。

この中から1冊選び、読み進めつつ学習を進めます。

宅建テキスト(参考書)テキスト代特徴
当サイトのおすすめ
>わかって合格(うか)る宅建士 基本テキスト
3,300円TAC出版
4分冊
フルカラー
>ユーキャンの宅建士 きほんの教科書3,080円ユーキャンの宅建テキスト
4分冊
フルカラー
>パーフェクト宅建士基本書3,080円住宅新報出版
二色刷り
>みんなが欲しかった! 宅建士の教科書3,300円TAC出版
3分冊
フルカラー
>宅建士 合格のトリセツ 基本テキスト3,300円LEC
3分冊
フルカラー
無料講義動画あり
>出る順宅建士 合格テキスト8,030円(3冊)LEC
二色刷り
3冊買う必要あり
>らくらく宅建塾3,300円宅建学院
フルカラー

ちなみに、管理人のおすすめは「わかって合格(うか)る宅建士シリーズ」ですが、もちろんお好みで選んでOKです!(>宅建の市販テキスト、おすすめNo.1はどれ?

過去問題集

宅建の独学用に使う過去問題集は、以下のシリーズが人気です。

テキスト(参考書)と対になった、同じシリーズで揃えると、勉強が進めやすいです。

過去問題集料金特徴
当サイトのおすすめ
>わかって合格(うか)る宅建士 過去問12年PLUS(プラス)
2,860円過去問12年分
4分冊(問題2冊、解答2冊)
当サイトのおすすめ
>わかって合格(うか)る宅建士 分野別過去問題集
2,750円TAC出版
分野別
>ユーキャンの宅建士 過去12年問題集2,860円ユーキャンの過去問集
過去問12年分
>パーフェクト宅建士過去問12年間2,860円過去問12年分
>みんなが欲しかった! 宅建士の12年過去問題集2,860円過去問12年分
合格基準点が高い順に掲載
>宅建士 合格のトリセツ 厳選分野別過去問題集2,750円3分野×100問
>出る順宅建士 ウォーク問過去問題集5,940円(3冊)過去問、1問1答
3冊買う必要あり

勉強代に余裕があれば「予想問題集」があると便利

宅建の独学は、最低限、テキスト参考書1冊と、過去問集を用意すればスタートラインに立てます。

ただ、テキストと過去問だけだと、最低限、ギリギリ必要な勉強道具を買いそろえただけになります。

もう少し費用に余裕を持たせても良いなら、予想問題集も用意すると合格が近づきます。

予想問題集:実際の試験に備える「模試」として使用

予想問題集は、あると便利ですが、なくてもまぁ何とかなります。

宅建の独学「通信講座」で勉強した時の費用

宅建の通信講座はピンからキリまであり、価格の幅も大きいです。

人気の高い、宅建通信講座の受講料を比較してみましょう。

宅建通信講座受講料
スタディング14,960円~
資格スクエア31,900円~
アガルート54,780円~
フォーサイト59,800円~
ユーキャン63,000円
※講座の内容(直前対策や模試の有無など)で、価格は変動します。

宅建の教材が一式揃った通信講座。料金は各講座によって変動幅が大きいですが、中には1万円代のお値打ちな通信講座もあります。

1万円代の講座(スタンディング)はスマホ講義で、紙のテキストは送られてきません。スマホを利用して、空いた時間に宅建の知識を頭に入れたいときに向いています。

学習範囲に網羅性があり、合格をしっかり目指せる宅建通信講座は、5万円~6万円程度が目安です。

例えば、フォーサイトの宅建講座のひとつ「バリューセット3」は受講費69,800円ですが、不合格だった場合は全額返金保証制度が利用できるなどのメリットがあります。

フォーサイト宅建講座の返金保証制度は適用条件がありますが、「返金保証制度の適用条件」を満たすために、自分を追い込んで勉強に取り組めるため、必然的に得点力が上がります。

宅建知識をしっかり学びつつ、確実に合格を勝ち取りたいなら、サポート力が高い通信講座を有効活用すると、独学勉強の励みになります。

フォーサイト宅建士講座のバリューセット3

宅建の「受験」にかかる費用

宅建の受験にかかる試験料(宅建受験手数料)は、8,200円です。

受験手数料 8,200円

引用:令和6年度宅地建物取引士資格試験

郵送で申込する場合は、8,200円とは別に、プラスで送料と顔写真の撮影費用がかかります。

インターネットから申し込む場合は、顔写真のデータをネット経由で送信できるため、宅建の受験にかける費用を少しでも抑えたい場合は、ネット申込がおすすめです。

宅建の「合格後」にかかる費用

宅建の「合格後」にかかる費用は、以下の通りです。

料金タイミング
登録手数料37,000円登録申請時
宅建士登録実務講習※実務経験が2年未満の場合(約20,000円)登録申請前
宅建士証申請手数料4,500円宅地建物取引士証の交付時
更新費用16,500円5年に1度

これらの料金は「宅建を合格しただけ」では不要です。

宅建士としての「登録」を行ったり、宅建士証の発行をしたあとにかかる料金です。

更新料、高い……

登録後は、5年に1回の更新時に、こんな感じのハガキが届きます。

宅建士の更新時に届くハガキ(宅地建物取引士法定講習)
宅地建物取引士法定講習の案内

宅建士証の期限が切れてしまうと、不動産の契約に必要な業務(重要事項の説明など)が行えなくなるので、仕事として宅建を生かしたい場合は、免許の更新は必須です。

宅建士の免許は、持ち続けるのにお金がかかります。このあたりは悩ましいですね。

宅建の独学にかかる費用Q&A

宅建の独学費用やテキスト選びで、よくある質問をQ&A形式で紹介します。

費用を気にしない場合の、オススメの宅建独学方法は?

「宅建に何が何でも合格する」――と、合格を第一に考えた場合のおすすめ独学法は、7万円程度の通信講座での学習です。

7万程度の宅建通信講座がおすすめの理由
  • 勉強に必要なものが網羅されている
  • 直前対策、模試、一問一答もある
  • わからない箇所が質問できるなど、サポートも○
  • 最新の法改正に対応している

安い宅建通信講座だと、紙のテキストがなく、web上で電子書籍のような感じで参考書を確認する必要があります。

本屋さんで買える紙のテキスト(市販のテキスト)は、完全に一人で学習を進めていくため、わからない点をわからないままにしがちです。

私の周りの不動産屋の人を見ていても、会社に勤めながら、夜は通信講座で在宅学習している人が多い印象でした。

通学タイプの宅建塾は「独学」というより「教室」なので、今回は選択肢から外しています。金銭的余裕、時間的余裕がある場合は、通学タイプの宅建塾もおすすめです。

宅建の市販テキスト、いちばんオススメはどれ?

筆者の主観になりますが、宅建の市販テキストは「わかって合格(うか)る宅建士シリーズ」がおすすめです。

わかって合格(うか)る宅建士シリーズ

「基本テキスト」と「分野別の過去問題集」と「過去問12年ぶん」を3冊セットで選んでおけば、学習効率が上がると思います。

いろんなテキストを見比べた結果、わかって合格る宅建士シリーズがいちばん見やすい、わかりやすいと感じました。あと、分冊にして使えるし、コスパがいい(お値段、重要!)

わかって合格る宅建士シリーズは、同じ出版社(TAC出版)の過去問集と対になっているので、同シリーズで学習が進めやすい点も優秀です。

とはいえ、テキストの見やすさは個人差があるので、市販の書籍を買うときは本屋さんに立ち寄って、少し中身を見てみたほうがいいです。ピンときたテキストを選んでください!

宅建の直前対策に「模試」って必須?

宅建の模試は、受けるにこしたことはないですが、受けなくても何とかなります。

実際に、私も模試なしで宅建に合格できたので、大丈夫だと思います。

模試 <<< 過去問を無限に解く

実際に宅建に合格した人の話を聞いていても、多くの人が「模試している時間があったら、過去問の周回をする」と答える傾向があります。

とはいえ、勉強時間に余裕があるなら、模試を独学のカリキュラムに組み込むのは良い学習法だと思います。

模試には、次のようなメリットがあります。

  • 試験本番のペース配分が体感できる
  • 50問を2時間、解き続ける体力が培われる

残された独学時間から逆残しつつ、余裕があれば模試問題にもチャレンジしてみましょう。

宅建の独学で、過去問は何年分用意すればいい?

10年分の過去問を、3周すれば、宅建合格が近づきます。

最近の宅建過去問集は、12年分の問題を掲載していて3,000円弱の書籍が多いです。うまく利用しましょう。

12年分以上は不要です。
あまり古い問題だと、法律が変わっていて参考にならないため。

テキストや過去問の「分冊」って何?

「分冊」とは、「1冊の本をバラバラにできる」という意味です。

よって、宅建テキスト・過去問集に「分冊」と書かれている場合は、分野別に、本をバラバラにセパーレトして使えます。

見た目何ができる?
テキストの分冊1冊のテキスト権利関係、宅建業法、法令上の制限の3分野にバラせる、等
過去問の分冊1冊の過去問問題部分と解説部分にバラせる、等

分冊タイプのテキストや問題集は1冊の本を何冊かに分けて使えるため、以下のメリットがあります。

  • 持ち運びがラクになる
  • ページをめくる手間が省け、効率良く学習が進む
  • 値段は1冊分でコスパがいい

宅建:参照サイト